こんにちは!
琴子(@channel4496)です♪
ブログ記事をかくときに大切なことってたくさんありますが・・・
ペルソナは、よくマーケティング用語などに使われますが、製品やサービスを利用する架空の人物像のことを指します。
ブログ運営に置き換えると、“誰に向けて”記事をかくのか、ということですね。
この「ペルソナ設定」の意識をおろそかにすると、せっかく頑張ってかいた記事が誰にも響かない・刺さらない・共感されない、という事態に・・・
そこで今回は、記事をかくときの「ペルソナ設定」について、や「ターゲット設定」との違い、さらに知恵袋の活用も解説していきたいと思います。
初心者の方はもちろん、ブログ運営に慣れてきたけれどペルソナをあまり意識してなかった!という方にも参考にしていただけたら嬉しいです。
ペルソナ設定の必要性
まず、ブログ記事をかくときにペルソナを設定する理由は、前述したように万人に向けた内容の記事は誰の心にも響かない、ありふれたものになってしまうからです。
発信する側は、『なるべくたくさんの人に読んでほしい!』と思って書きがちです。記事をかくからには、ひとりでも多くの人に読んでほしいし、誰かの役にたてたら嬉しいですしね。
うん。よくわかります。
しかし!!
ご存じのように、インターネット上には情報があふれ、簡単に様々な情報が手に入るようになりました。そのため、読者の思考や、必要としている情報がどんどん多様化しています。
その多様化したものすべてに全力で答えようとして記事をかくと・・・あれもこれも!と詰め込み過ぎの記事になる⇒誰にも響かない記事になってしまうんですね。
結局、みんなに読んでもらいたいと思って書く記事は、誰の心にも響かない、つまらない記事になってしまいます。
無難なありきたりの言葉で、すでに色んな人が書いているフツーの記事って、読んでいて面白くないですよね?
結婚式で新婦が両親に宛てて書く手紙は、新婦と両親の背景にあるストーリーと、新婦が両親を想って一生懸命に感謝の気持ちを伝えようとするからこそ、感動するんですね。
ペルソナ設定ができていないと、記事のキーワードや内容もあやふやなものになってしまいます。
逆にしっかりとペルソナ設定し、記事の冒頭部分で読者を惹きつけることができれば、その先の内容も読み進めてもらえ、尚且つあなたの考えや理念に共感してファンになってくれる可能性も高まります♪
記事の書き出しについては、こちらの記事を参考にしてみてください。
ペルソナとターゲットの違い
ペルソナは、よくターゲットという言葉と混同されがちですが、違いがあります。
- ターゲット・・・幅広い【読者層】“40代専業主婦”などと表現
- ぺルソナ・・・詳細な【人物像】年齢・職業・家族構成・趣味嗜好なども具体化
ペルソナは、ターゲットよりも架空の人物像を最後のひとりまで絞り、背景をさらに詳細に設定していく必要があります。
例えば、女性のお肌のお手入れ方法の記事をかくとします。
“40代女性”だけでは、まだまだ絞れていません。
以下のように、環境は様々です。
性別:女性
学歴:日本大学文学部
居住:東京都大田区の分譲マンション
職業:専業主婦
世帯年収:800万円
家族構成:46歳夫・小2と年中の兄弟・ペットのダックスフンド
趣味:お菓子作り
性別:女性
学歴:北里大学薬学部
居住:東京都杉並区の賃貸マンション
職業:民間病院の薬剤師(正社員)
年収:550万円
家族構成:45歳夫・中1の娘
趣味:美術館巡り
上記のように、同じ“40代女性”でも専業主婦の人もいれば、ワーキングマザーもいます。
このふたりの女性は、お肌のお手入れに求めるものが違うのは想像できますよね。
専業主婦のママは、上の子のサッカー練習や弟との公園遊び、犬の散歩で紫外線対策が心配。
対して薬剤師のママはフルタイム勤務なのでとにかくお肌のお手入れに時間がかけられないから、オールインワンの基礎化粧が気になる、などなど。
そうなるとお手入れ方法や、紹介する基礎化粧品も変わってきます。
記事の冒頭部分で共感してもらう文章も違ってきますよね。
記事を読んでもらうには、やはりペルソナ設定をしっかりして、その人ひとりに向けて記事をかく、ということを意識していきましょう。
ペルソナの設定方法
そうは言っても!
すぐにペルソナを完璧に設定するのって難しいし、なかなかイメージが湧きませんよね。
そこで、おすすめは過去の自分や身近な友達に向けて書く、ということ。
自分の過去を振り返り、どんなことに悩んだり困ったりしたか、どんなことが好きだったか、であれば自分の感情も思い出せてオリジナリティのある記事が書きやすくなります。
身近な友達も想像しやすいですね。
私自身も今まで、ママ友やパパがペルソナの記事をたくさん書いてきました。
例えば以下のような記事です。
・卒園式と入学式の服装で悩んでるママ友に向けた記事
⇒卒園式と入学式のママ同じ服・スーツはNG?着まわしのポイントって?
・職場へのホワイトデーのお返しに困っていたパパに向けた記事
⇒ホワイトデーに職場で配るおしゃれなお返しは?人気ランキングベスト10!
やはりペルソナとする人物像が想像できるかどうか、が大事なのでイメージが湧かなかったら過去の自分や、身近な友人、家族などに向けて書いてみましょう。
Yahoo!知恵袋でペルソナ設定
実際にペルソナに向けて記事をかいていくときに、『ペルソナが知りたいことってどんなこと?』という疑問が出てくることもあると思います。
そんなときはYahoo!知恵袋などの質問サイトを利用してみるのも、ひとつの方法です。
例えば、子どものランドセル購入についての記事をかく場合。
まずYahoo!知恵袋で『ランドセル 選び方』と検索してみます。
『ランドセル 選び方』のキーワードが盛り込まれている質問投稿に注目しましょう。
その中でひとつピックアップ。
このママの知りたいことは以下の3点です。
- 購入したランドセルを使ってみて出てきた不満
- 子どもが好きな色を買ったけど、高学年になるにつれ趣味が変わる可能性
- 使ってみて機能面ではこんなランドセル がいいよというアドバイス
幼稚園年長さんのママで、ランドセルを検討しているが実体験・アドバイスが欲しいと思っていますね。
その答えを盛り込みながら、記事にしていくイメージです。
twitterで体験談を検索して記事内に貼り付けたり、既に経験済みのリアルなママ友に聞いてみるのもいいですよね。
このように、Yahoo!知恵袋もペルソナの知りたいことを調べるのに使えます。
記事のペルソナ設定~まとめ~
以上、『記事のペルソナ設定してますか?ターゲットとの違いや知恵袋活用術も解説します』をお届けしました。
ここでおさらい。
- ペルソナ設定は詳細に&ひとりまで絞り込む
- 過去の自分や友人・家族設定だと書きやすい
- Yahoo!知恵袋など質問サイトも活用できる
リアリティのあるペルソナを設定すると、ペルソナがどんな情報を必要としているのか等を考えて記事にすることができるので、その人に響く、きちんと読まれるものが出来上がります。
ペルソナをしっかり意識して、読まれるブログ記事をつくっていきましょう!